富山県産材パネル型枠の仕様
<製品寸法>
製品寸法は、長さ 1800mm、幅 900mm とする。
厚み 15mm、長さ 1800mm の県産スギ板を図面のとおり桟木をあてネジまたは釘を用いて固定する。
部材の板幅は製品寸法幅 900 ㎜となるよう1枚当たり 150 ㎜(6枚)、180 ㎜(5枚)、225㎜(4枚)
とし、同じ寸法の部材板を組み合わせること。
<木材の品質>
抜け節、死に節のある板を使用してもよい。
抜け節は直径3㎝未満とする。
プレーナー加工やさね加工は不要とする。
<板の含水率>
納品時の含水率は 30%以下とする。測定方法は財団法人日本住宅・木材技術センター認定機により
計測し、所定の書類に認定機の製造番号と測定時の写真を管理すること。
<製造保管>
納品時の寸法、品質等が確保されるよう保管すること。
人工乾燥された部材を使用する場合は製造保管することができる。
<検品>
製品ロット 200枚につき1枚の小試験片を抽出し、曲げ試験の供試体とする。
ただし、部材幅毎の試験とする。
試験体の抽出は節等を有していて、強度に問題があると考えられるものを優先する。
試験片の長さは試験片の厚みの 45 倍以上とし、3等分点4点荷重法により実施すること。
曲げ試験は信頼できる試験機関により実施し成績書を添付すること。
<工事請負者との商取引>
発注工事の受注者払いで、現金若しくはこれに準ずる商習慣による。 |